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複合語をひとつにまとめて、各要素の最初の一文字を大文字で・・・ラクダとヘビの話し


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英語などの文章では単語と単語の間に空白を挟むのが普通ですが、複合語をひとつにまとめて、各要素の最初の一文字を大文字で、それ以降を小文字で書き表す表記法があります。って、なんか難しい言い方してしまってますけど、実物を見れば「ああ、アレね!」と思うこと請け合いなので、実例を挙げてみますね。

  • PlayStation
  • McDonald
  • YouTube
  • WordPress
  • JavaScript

ホラ! よく見るでしょ! コレです、コレのことを言ったのです! ふつうなら“Play Station”となるところを、空白を取り除いて“PlayStation”にする表記法を「キャメル記法」と言うそうです。キャメルというのはラクダのことで、大文字が上に出っ張っているのがラクダのコブに見えるから「キャメル記法」なんですって。ちなみに、「一綴りの文章の最初の一文字は小文字」で表記するやりかたと「常に各要素の最初の一文字は大文字」で表記するやりかたの二通りのキャメル記法があります。後者の例としては“iPhone”とか“jQuery”とかがありますね。

なんでまた唐突にキャメル記法の話をしたかというと、ネタが無かったからです。あ、嘘、違う違う、ええと、コンピュータソフトウェアに関連するからですよ、そうですよ。

昔はともかく、イマドキのコンピュータ言語は「名前をつける」作業が多くあります。なんで多いかという話は長い上にめんどくさいので割愛しますが、とりあえずは「名前をつける」のが大事であると憶えてください。そして、ただ名前をつければOKということでもなく、「名前を見れば、何を表しているのかが解る」ような名前をつけるのが良いとされています。適当な名前はOKで、テキトーな名前はNGです。

で、「見て解る名前」って一言では済まないんですよね。どうしても複数の言葉(というか一つの文章)が必要になってしまいます。しかし、イマドキの大抵のコンピュータ言語では、名前に空白を入れることができません。「this is a pen」という名前は空白が含まれるのでダメなのです。

では、空白を取り除いてみましょう。「thisisapen」ならコンピュータ言語的にはOKです。問題ありません。でも、人間が読んで解るかと言えば、まぁ、NGですよね。どこで単語が区切られるのか解り辛いことこの上ないです。

そこでキャメル記法なのですよ。「ThisIsAPen」。うむむ、スッキリ壮快とは言いませんが、まぁマシなのではないでしょうか。少なくとも「thisisapen」よりかはマシです。と、まぁ、そんなわけでキャメル記法が使われるようになったのですね。例えばプログラミング言語であるJavaScriptでは、メソッド名やプロパティ名にキャメル記法を採用しているので、全体的にキャメル記法で記述されることが多いように感じます。

一方で、スネーク記法という記述スタイルもあります。これは、空白を「(アンダースコア)」で表現する方法です。「this is a pen」は「thisisapen」になります。こちらは日常的にはあまりお目にかかりませんが、コンピュータ言語ではよく使われる表現です。プログラミング言語のPHPなどでは主にスネーク記法が採用されていますので、PHPで作られたWordPressでも関数名などはスネーク記法で記述されています。

さて、キャメル記法とスネーク記法をそれぞれ見てきましたが、「どちらが良いか」というのは結論が出ていません。出ていないはずです。どちらにも利点があるでしょうし、どちらでも気にしないこともあるでしょう。一般的に重要とされているのは「どちらでも構わないが、一度決めたら変えるな」ですかね。まぁ、一生涯続けろとかそういうことではなく、一連のプロジェクト内ではホイホイと変更するな、ということでしょう。そもそも、どうすれば見やすくなるかと考えて生まれてきた記法なわけですから、ゴッチャになって見辛くなっちゃったら本末転倒ですからね。

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