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Web関連

一番最初に作られたWebページと日本最初のホームページ


140122

インターネットの普及を大いに加速したWorld Wide Web(Web、ウェブ、ホームページ)。いまでは数百億ページだとか数千億ページだとかのWebページがあるらしいのですが、一番最初に作られたWebページはどのようなものだったのでしょう。

世界初のWebページと言えば、開発者であるティム・バーナーズ=リーさんの作ったページ(1990年)ということになるでしょう。なんか文字ばっかりなページですが、それもそのはず当時のWebブラウザはテキストと画像を一緒に表示できない(画像は別のウィンドウで表示される)ものだったのです。ちなみに、この最初のWebページやWebブラウザを作ったコンピュータのメーカーがNeXTという会社でして、かのスティーブ・ジョブズが作った会社なのです。そのコンピュータは大っきなサイコロみたいな四角いもので、昔っからジョブズさんは変わった形のコンピュータを好んでいたのですね(初代Macとか・・・)

さて、世界最初のWebページについては解りました。では、日本最初のWebページについてはどうでしょう。これにつきましては、そのものズバリな日本最初のホームページというサイトがあります。これは日本における最初期のWorld Wide Webに纏わる情報をまとめているWebサイトです。このサイトの情報によりますと、日本で最初に公開されたWebページは、文部省高エネルギー物理学研究所計算科学センター(当時)に所属していた森田洋平さんが作ったWebページだそうです。森田さんは当時を振り返って以下のように語っています。

1992年9月になって、ある国際会議がフランスで開かれ、その会議に出席した私はその後、別の会議に出るためにCERN研究所に立ち寄りました。そこでTim Berners-Lee博士と出会い、CERNのカフェテリアで昼食を食べながら、WWWのことを聞いてみました。この席上で博士から「情報はネットワーク上でみんなと共有して、はじめて価値が生まれる。WWWはハイパーテキストのリンクで世界中の情報をお互いに結びつけることを可能にする。KEKもぜひWWWサーバーを立ちあげて欲しい。」と依頼されました。このときの博士の情熱にあふれた瞳を私は今でも忘れることができません。

博士の情熱的な説得に感化された私は昼食の後、さっそくCERNの端末室に出向き、ネットワーク経由でKEKにログインして、はじめてのHTMLファイルを作り、サーバーの上に置きました。それから博士にそのアドレスを電子メールで送り、CERNのリンク集のページにKEKを加えてもらいました。(当時のメモによれば1992年9月30日)

かように、日本最初に公開されたWebページは森田さんの作成されたものであるのですが、実は日本で最初に「作成」されたWebページはNTT基礎研究所(当時)の奥乃博さんが作ったものなのだそうです。そのページは1992年の2月に作られたものの、外部非公開だった為に「最初に公開」されたWebページではなかったのですね。

Webに着目し、そして実際に行動したお二方が(多くの協力者の方々もおられたことでしょうが)日本のWorld Wide Webの「最初の人達」だということで概ね間違いはないと思います。

しかし、バーナーズ=リーさんが世界で初めてWebページを作ってから23年、森田さんや奥乃さんが日本で初めてWebページを作ってから21年。それなりの時間の経過はあるものの、歴史と呼ぶにはまだまだ若いWorld Wide Webです。これから先にどのように変化していくの興味が尽きません。

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