悪質なプログラムコードが埋め込まれたWeb広告により、悪質なソフトウェアをダウンロードさせる悪質なWebサイトへ誘導される、という事件が確認されたそうです。
「niconico」見ている人にFlashの更新を促す偽メッセージ、実はマルウェア -INTERNET Watch
動画サービス「niconico」において6月19日未明から、Flash Playerの更新を促す通知に見せかけて、マルウェアをダウンロードさせるサイトへと誘導するメッセージが表示される事象が発生していた。株式会社ドワンゴと株式会社ニワンゴが発表した。
マルウェアをダウンロードさせようとするなんて悪質なコードですね。だってマルウェアですよマルウェア。ところでマルウェアってなんですか?
マルウェア (malware) は、「悪意のある」という意味の英語「malicious(マリシャス)」と「software」を組み合わせて創られたかばん語である。コンピュータウイルスやワームが代表例で、他にクラックツール、スパイウェア、悪質なアドウェアなども含む。
何らかのファイルに感染し、そのファイルの実行時に拡散される「ウィルス」。自身が実行可能であり、更に自己増殖して拡散される「ワーム」。セキュリティを突破する「クラックツール」。コンピュータ内の情報を隠れて吸い出す「スパイウェア」などなど、このような悪質なソフトウェアを総称して「マルウェア」と呼ぶのだそうです。
その名の通り「悪意ある」マルウェアですが、(遠い未来ともかく今は)コンピュータプログラムに善意も悪意もありません。コンピュータは命令の通りにしか動作しませんから、マルウェアの「悪意」は作成者の「悪意」です。コンピュータウィルスなどはその名のせいで自然発生的に存在すると勘違いされている方も稀に見かけますが、全部人間が作ったものなのです。
また、仮に作成者の目的が正当なものであっても利用者の合意のない動作を行うソフトウェアはマルウェアとして扱われることがあります。(“ソニーBMG製CD XCP問題 – Wikipedia”を参照)
マルウェアによる被害を防ぐにはセキュリティソフトの導入が有効ですが、面倒くさいことに「セキュリティソフトを騙る偽装セキュリティソフト」や「セキュリティアップデートを騙る偽装アップデートプログラム」、「偽装プログラムへ巧妙に誘導するWeb広告」などがありますので、セキュリティソフトの導入などは確かな筋からの入手を気をつけましょう(確かなお店の店頭にてパッケージのセキュリティソフトを購入するのも一つの手です)。
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