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Webマーケティング大図鑑【集客編】2024年はどれを選ぶ?


自社のウェブサイトを集客しよう、改善しよう、問合せを増やそう!と思った時に、Webマーケティングの活用・導入が必須ですよね。
ただ「Webマーケティングって範囲広くない???」「サービスが多くて何から導入したらいいの?」など、様々なサービスがあるため導入に迷ったり、判断ができなかったりしますよね。

 

Webマーケティング大図鑑【集客編】

それでは、今回は集客編ということで、ホームページを作った際に必要な「集客 = アクセス数を増やすには?」について、Webマーケティング手法やサービスなどを紹介していきます。

外部SEO施策


現在はコンテンツマーケティング(内部SEO施策)が主流ですが、10年前はこの外部SEO施策が主流でした。
どういった施策かというと、

・外部サイトから自社サイトにリンクを貼ってもらい、Googleのページランクを上げることにより検索上位を目指す

手法です。
昔はざっくり言うと、この外部サイトからのリンク数が多いサイトが上位に表示されやすい仕組みでした。
外部サイトといっても、なんでも良い、ということではなく自社サイトに関連したサイトや良質なサイト(しっかりとコンテンツが作られたサイトや他サイトからも評価を受けたサイト)です。

ただ、外部SEO施策については、自社サイトの中身が薄いサイトでも外部SEO施策をしっかり行うと、検索上位に上がってしまい、結果ユーザーに不利益な情報を与えてしまうことが多く見られた為、Googleでは途中から外部SEO施策の影響を少なくし、内部SEO施策の評価を重点にした検索結果となりました。この状況が現在も続いています。

この状況を踏まえ、次項で紹介するコンテンツマーケティングが注目される様になりました。

コンテンツマーケティング(内部SEO施策)


コンテンツマーケティングは、有益な記事を主に自社サイト内に作成することにより、Googleなどのオーガニック(自然)検索にて自社ページが表示され、結果、それを見たユーザーがクリックしてサイトに来訪し、最終的には「問合せ」「資料請求」などのリード獲得を目指すWebマーケティング手法の一つです。

「自社サイトの集客力を高める」という判断をした場合、この手法をまずは取り入れることが大事です。
コンテンツマーケティングというと集客に目が行きがちですが、それ以外でも、

・来訪ユーザーの満足度を向上させる
・会社の権威性、専門性を高める
・会社のブランド力を高める(ファン育成)

などの効果があります。
来訪したユーザー(見込み客)は、記事情報を読んでから、サービス内容を見て、問合せなどのアクションを行いますので、この「記事情報」をしっかりと企画して、有益な内容が書けるか?が一つのキーになります。

ただ、最近ではコンテンツマーケティングを取り入れる会社が増えてきていますので、競合が増えている分、年々差別化を行うことが難しくなってきています。

コンテンツマーケティングを導入する流れ

コンテンツマーケティングを導入する流れですが、まずはホームページを改変する必要があります。
一般的なやり方としては、

・ブログシステムを導入する(Wordpressが多い)
・時系列記事を掲載できる場所を作成する

上記を踏まえ、流れですが、

(1)コンテンツマーケティングの企画、名前を決める(○○○マガジン、お役立ちコンテンツ など)
(2)自社に合わせた検索キーワードの調査、リストアップ
(3)記事構成の策定(構成案のテンプレート化、html構造の作成 等)
(4)検索キーワードを盛り込んだ記事制作
(5)完成記事のチェック(状況によりリライト作業、htmlの埋め込み)
(6)ブログシステムへの記事投稿作業(サムネイル、画像の差し込みも行う)
(7)アクセス解析、検索順位確認等で投稿した記事の状況確認
(8)(7)の状況により随時記事の改変作業

記事の作成に関しては、自社で難しい場合は、フリーランスのライターさんに委託しても良いと思いますが、企画、記事構成の作成は対応が難しいケースがありますので、ここを任せたい場合は、専門のコンテンツマーケティング業者さんに相談しましょう。

・企画からお願いしたい場合:コンテンツマーケティング業者
・記事作成のみお願いしたい場合:ライターさん or コンテンツマーケティング業者

という感じです。

コンテンツマーケティングのメリット

コンテンツマーケティングのメリットですが以下があります。

・一度検索結果の上位に表示されると中長期間の集客が見込める
・有益な記事を作成・投稿することにより自社のブランディングを向上できる
・有益な記事を作成・投稿することによりユーザーからの権威性、専門性を向上できる

コンテンツマーケティングのデメリット

コンテンツマーケティングのデメリットですが以下があります。

・企画、構成を考える必要があるため導入までの敷居が高く工数がかかる
・成果が出るまでに期間がかかる(早くても3ヶ月〜、通常6ヶ月〜)
・コンテンツ作成に工数、費用がかかる
・随時改善等を行う必要がある

コンテンツマーケティングは、成果が出るまでにある程度の期間が必要ですので、早い段階で施策を実施することが大事です。
成果をすぐに出したい場合は、次項紹介するリスティング広告も合わせて検討していきましょう。

また、SEO対策の運用にはツールを使うことで運用負担が軽減されるだけではなく、成果を明確に把握できるので、ツールもうまく活用していきましょう。
例として、GMOソリューションパートナー株式会社が提供している「SEOチェックリスト」「GMO順位チェッカー」「コンテンツSEOチェックツール」などがあります。詳細はSEOタイムズにて掲載されていますので合わせてご参考ください。

リスティング広告


リスティング広告ですが検索連動型広告とも呼ばれており、主に

Google
Yahoo!

の検索結果に広告を表示することができます。
少額から広告運用ができ、広告をクリックした場合に課金される仕組みになりますので、予算調整を行いながら運用ができます。
自社内でも広告運用が可能ですが、最近は多くの企業がリスティング広告を運用してることもあり、競合が増えている状況です。
よりコストパフォーマンスの高い運用を行うために、

・広告用の検索キーワードの調査、絞り込み
・広告文の作成
・対象ページの改変作業
・リターゲティング設定

などを行う必要がありますので、自社で対応が難しいと判断した場合は、リスティング広告の運用代行を検討しましょう。

リスティング広告を導入する流れ

リスティング広告を導入する場合ですが以下の流れで進めていきます。

(1)Google広告、Yahoo!広告に申し込み
(2)広告対象のWebページを決める
(3)自社サービスに合わせた検索キーワードの選定
(4)広告文の作成
(5)予算の決定・入金
(6)Google広告、Yahoo!広告管理画面内にて広告作成
(7)広告作成後に媒体元での広告審査
(8)審査がOKであれば配信スタート
(9)広告運用状況を確認しながら、検索キーワード、広告文章、Webページなど随時改善

リスティング広告のメリット

リスティング広告のメリットですが以下があります。

・短期間で集客、リード獲得を行うことができる
・少額から始めれるので予算管理がしやすい
・使い方マニュアルが充実しているので導入しやすい

などがあります。前項のコンテンツマーケティングと合わせて運用すると良いと思います。

リスティング広告のデメリット

リスティング広告のデメリットですが以下があります。

・運用スキルをあげるためにはある程度の知識、期間がかかる
・広告なので、広告費用が発生する
・場合により、ランディングページやバナー制作など追加で制作物が発生する

などがあります。コンテンツマーケティングと違い、あくまで広告なのでやめてしまうと成果も止まってしまいます。

アフィリエイト広告


アフィリエイト広告は、成果報酬型広告とも呼ばれています。
一般的には、ユーザーが広告をクリックして、広告主のサイトで商品購入・資料請求・会員登録などの申し込みをした際に、報酬が発生する仕組みになります。主に広告に特定のURLを付与して、そのURLで広告経由かを判別します。

アフィリエイト広告の仕組み

アフィリエイト広告の仕組みですが、一般的にはASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)という、

・広告を掲載して商品購入・資料請求・会員登録などに結びつけたい広告主
・アフィリエイト広告を自身のサイトに掲載して収入を得たいアフィリエイター

を取りまとめている仲介サービスを利用します。
広告主は、ASPに登録を行ない、そこで掲載したい広告を申請します。その際に成果報酬の⾦額も決めます。
アフィリエイターも同様に、ASPに登録を行い、そのASPに登録されている広告の中から好きな(自分のサイトに合った)広告を選び、自身のウェブサイトに広告を掲載します。

広告主がアフィリエイト広告で成果を出すためには、より多くのアフィリエイターに広告を選んでもらい掲載してもらう必要があります。
一方、アフィリエイター的には、広告内容や成果報酬の⾦額など、自身のサイトに合うか、収益が見込めるか選別する必要があります。

広告主側で成果報酬の金額を決めることができますが、高すぎると広告の費用対効果(ROAS)に見合わない状況になりますし、安すぎるとアフィリエイターに選んでもらえず、いつまで経っても成果がでない。という状況になりますので、アフィリエイト広告を利用する際は、ASPに掲載されている競合他社などの成果報酬金額を参考にして広告運用を始めましょう。

主なASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)

アフィリエイト広告を運用するための代表的なASPをいくつか紹介します。

A8.net

A8.netは、誰でも無料でご利用いただけるアフィリエイトサービスプロバイダー(ASP)です。
サービス開始から22年の実績があり、アフィリエイト満足度ランキングで12年連続利用者満足度No.1を獲得しています。

バリューコマース アフィリエイト

バリューコマース アフィリエイトは、日本で最初にアフィリエイトをスタートさせ、安全・安心なサービスのもと、広告主とメディアをつないできました。 累計広告主数7,800社以上、累計登録サイト数940,000サイト以上、と多くの方にご利用いただいています。

アクセストレード

アクセストレードは、2001年から20年以上の実績があるアフィリエイト広告のASPサービスです。「Instagram」や「YouTube」などのSNSでサイト登録をすることができます。

もしもアフィリエイト

もしもアフィリエイトは、個人が紹介しやすい厳選された良質なプロモーションを多数取り揃えています。
楽天市場や Amazon.co.jp といった誰もが扱いやすいプロモーションから、有名ではないけれど成果を上げやすい狙い目プロモーションまで、幅広いプロモーションの獲得に日々注力しています。

afb(アフィビー)

afb(アフィビー)は、稼げるジャンルや今が旬のジャンルの広告、afb限定の魅力的な広告などを選ぶことができます。
高収入アフィリエイターからの満足度が高いサービスです。

アフィリエイト広告のメリット

アフィリエイト広告のメリットですが以下があります。

・成果に応じて支払いが発生する成果報酬型のため、費用対効果の高い運用が可能
・上記に関連して、アフィリエイターを通じて集客効果がある

などがあります。

アフィリエイト広告のデメリット

アフィリエイト広告のデメリットですが以下があります。

・アフィリエイターに選んでもらえないといつまで経っても広告掲載・運用ができない
・上記に関連して、ASPへの初期・月額費用が発生し費用負担になる

などがあります。

SNS運用・広告


SNSについては、現在メイン所としては以下サービスがあります。

Facebook(フェイスブック)
Instagram(インスタグラム)
Twitter(ツイッター)
TikTok(ティックトック)
YouTube(ユーチューブ)
LinkedIn(リンクトイン)
LINE(ライン)

各SNSのユーザー数・層について

各SNSのユーザー数・層について解説していきます。

Facebook(フェイスブック)

Facebookですが、日本国内におけるユーザー数が約2,600万人程度で、ユーザー層は30〜60代(40代が中心、男性がやや多い)の利用率が高いです。

Instagram(インスタグラム)

Instagramですが、日本国内におけるユーザー数が約3,300万人程度で、ユーザー層は10〜40代(20代が中心、女性がやや多い)の利用率が高いです。

X(エックス)

Twitterですが、日本国内におけるユーザー数が約4,500万人程度で、ユーザー層は20代(男性が多い)の利用率が高いです。

TikTok(ティックトック)

TikTokですが、日本国内におけるユーザー数が約1,700万人程度で、ユーザー層は10〜40代(20代が中心)の利用率が高いです。

YouTube(ユーチューブ)

YouTubeですが、日本国内におけるユーザー数が約6,500万人程度で、ユーザー層は20〜40代の利用率が高いです。

LINE(ライン)

LINEですが、日本国内におけるユーザー数が約9,400万人程度で、ユーザー層は10〜60代(女性がやや多い)の利用率が高いです。

LinkedIn(リンクトイン)

YouTubeですが、日本国内におけるユーザー数が約300万人程度で、ユーザー層は20〜50代(男性がやや多い)の利用率が高いです。

SNS運用について

SNS運用については基本無料で始められます。
役割としては、そのサービス独自のユーザー層へPRすることができるため、インターネット検索ではなかなか難しいユーザー層への集客が可能になります。また、ユーザーとのコミュニケーションも容易にとることが可能です。
SNSを効果的に運用するためには、ただ記事・写真情報を更新するのではなく、いかにそのユーザー層に対して役立つコンテンツを配信できるかがポイントになります。

・業界のノウハウ
・知識、改善策
・Q&A

などになります。商品・サービスが中心のPRは嫌われる傾向がありますので、商品・サービスのPRを行う場合は、広告での運用を合わせて検討しましょう。
まずは、

・認知してもらう
・興味を持ってもらう
・共感を得られる(ファン作り)
・商品・サービスのPR

という段階を踏むことが大事です。

SNS運用のメリット

SNS運用のメリットですが以下になります。

・基本無料で運用ができる
・そのSNSが持っているユーザー層へのPRが可能
・ファン作りが可能

SNS運用のデメリット

SNS運用のデメリットですが以下になります。

・運用するのに工数がかかる(人件費)
・配信コンテンツをしっかり企画して運用しないと逆効果になることも
・ユーザーとのコミュニケーションがとりやすい分、顧客対応が必要

などがあります。
SNS運用は、簡単にスタートすることができますが、継続的に運用を行わないと中々成果が出にくいため、運用検討する際は、どういったコンテンツを配信していくか?内容は?人材は?など計画的に考えてから動き出しましょう。

SNS広告について

SNS広告は、Facebook、Instagram、Twitter、LINE、TikTokなどに広告を配信するサービスです。
リスティング広告と違うところは、ターゲティングをより絞った内容で広告を配信することが可能です。
例えばですが、

・年齢
・性別
・職業(勤め先)
・趣味

などがあります。

SNS広告の課金形式

SNS広告の課金形式ですが主に以下があります。

・インプレッション課金(広告の表示回数に従って課金)
・クリック課金(広告をクリックした回数に従って課金)
・エンゲージメント課金(広告に対してユーザーがエンゲージメントを起こした時点で課金)

自社商品・サービスの広告目的によって使い分けをしましょう。

プレスリリース


プレスリリースは、自社商品・サービスをプレスリリース記事にしメディアに配信することにより、テレビ・ラジオ・雑誌・ニュースサイト・SNS等への露出を期待する手法です。
メディア関係者や媒体リストなどを自社で多く保有している場合は、直接プレスリリースを配信するケースもありますが、プレスリリース配信サービスを利用することにより、一度の配信でサービス会社が各メディアにプレスリリースを配信してくれます。

プレスリリース配信サービス

プレスリリース配信サービス会社ですが主に以下があります。

@Press
PR TIMES
valuepress
共同通信PRワイヤー
Dream News

各料金などは上記リンク先からご確認ください。

プレスリリース配信の流れ

プレスリリースはなんと言っても、企画が大事です。メディアが取り上げたくなるようなプレスリリース記事を作成しましょう。

(1)対象の商品・サービス選定
(2)対象の商品・サービスページの作成
(3)プレスリリース記事の企画・作成
(4)対象の配信メディアの選定
(5)メディア選定に合わせたプレスリリース配信サービスの選定
(6)プレスリリース配信サービスにプレスリリース記事の入稿および配信日指定
(7)プレスリリース配信

上記流れになります。

プレスリリース配信のメリット

プレスリリース配信のメリットですが以下があります。

・記事によっては費用対効果が高いPRが可能
・メディア露出によるブランド力向上
・プレスリリース記事からのリンクによるSEO対策効果

プレスリリース配信のデメリット

プレスリリース配信のデメリットですが以下があります。

・メディアの対応次第になるので成果が保証されていない
・プレスリリース配信の効果、成果測定が難しい

などがあります。
リスティング広告や内部SEO施策、SNS運用・広告、アフィリエイト広告と比べ、直接的な反応(問合せ・申し込みなど)は弱く効果測定が難しいですが、プレスリリース記事によっては、他の媒体よりも飛躍的に効果を出すことも期待できますので、記事配信をする際は、企画をしっかりと立てることが大事です。

ビジネスマッチングサイト


ビジネスマッチングサイトはサービス提供側が「仕事を発注したい側」と「仕事を受注したい側」をマッチングするサービスです。
リード獲得する上で、リスティング広告などの他の媒体よりも、より直接的にやりとりができますので、成果が出やすいサービスです。
ただし、対応業種がある程度絞られていますので、ビジネスマッチングサイトを利用できる企業・業種はある程度限定されています。

アイミツ
発注ナビ
比較ビズ
Web幹事
Bizloopサーチ
請負市場
Linkers
オンリーストーリー

上記のようなサービスがあります。詳細は各リンク先からご確認ください。

ビジネスマッチングサイトの流れ

ビジネスマッチングサイトですが、主に

・初期費用
・月額費用
・リード獲得時に課金

などの料金体系になっています。ビジネスマッチングサイト毎に違いがありますので事前に確認してください。

(1)自社サービスに合うビジネスマッチングサイトの選定
(2)より詳細のサービス内容をヒヤリング(ビジネスマッチングサイト側と打ち合わせ)
(3)申し込み・プラン選定
(4)商品サービス、実績、会社情報などの必要情報を入力の上、サービススタート
(5)自社にあった案件があった場合、申し込み(マッチング開始)
(6)マッチングされた場合、リード獲得・商談開始
(7)失注 or 成約

という流れになります。

ビジネスマッチングサイトのメリット

ビジネスマッチングサイトのメリットですが以下になります。

・営業担当がいない会社でも営業がしやすい
・既に発注したい企業に対してアプローチができるので成果が出やすい
・失注してもリード獲得ができる

ビジネスマッチングサイトのデメリット

ビジネスマッチングサイトのデメリットですが以下になります。

・実績が少ない会社だとマッチングが難しい
・複数社とのコンペになる
・案件内容の性質が自社に合わないケースがある(スピード重視、低価格重視など)

などがあります。
ビジネスマッチングサイトですが、リード獲得・商談機会を生みやすいサービスですが、その分、利用できる企業・業種が限られていたり、コンペになりやすく競合が多い面がありますので、自社の状況などを踏まえて、ビジネスマッチングサイトを利用するか・しないかの判断をしましょう。
サービス元の担当者とオンラインミーティングなどを行うと、ビジネスマッチングサイトの傾向や、状況など教えてくれますので、導入検討の際は事前に打ち合わせをして情報収集を行いましょう。

ポータルサイト


大きくまとめてポータルサイトとしましたが、音声メディア、ブログサイト、資料ダウンロードサイトなど様々な形態のウェブサイトがありますので個別に解説していきたいと思います。

音声メディア

音声メディアですが、主にポッドキャストや話題になったClubHouseなどがあります。

Anchor
Apple Podcasts
Google Podcasts
Voicy
ClubHouse

登録するだけで配信可能・審査が必要などメディアによって利用方法が変わってきます。
比較的導入がしやすいのが、ポッドキャスト(Anchor、Apple Podcasts、Google Podcasts)になります。
音声メディアを運用する場合ですが、どういった音声を配信していくのか企画を考える必要がありますが、考え方としては「SNS運用」で紹介した、

・業界のノウハウ
・知識、改善策
・Q&A

を中心に考えると良いと思います。

ブログ・メディアプラットフォーム

ブログ・メディアプラットフォームですが、

Amebaブログ
note

などがあります。ブログサービスはAmebaブログ以外でもたくさんのサービスがありますが、現在では、各企業サイト内にブログシステムを容易に組み込むことができるようになったため、自社配信を行っているケースが多いです。
上記を利用するメリットとしては、各サービスごとにユーザーを抱えているため、そのユーザーへのPRが可能なことや、サービス独自の機能を利用することができます。

note

noteは、文章や画像・音声・動画を投稿して、ユーザーがそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォームです。

資料ダウンロードサイト

資料ダウンロードサイトですが、

enpreth(エンプレス)
ホワイトペーパーダウンロードセンター
ITトレンド
メディアレーダー
LISKUL 資料ダウンロードサイト
イプロス

などがあります。
資料ダウンロードサイトの主目的は、ホワイトペーパーなどの資料を作成してリード獲得を行うことです。
月額で費用が発生するサービスから、リード獲得数によって費用が発生するサービスなど、様々なサービス形態がありますので上記サービスサイトを確認してください。
また、サイトによって得意業種などの傾向がありますので、導入を検討する際は自社に合ったサイトか確認することが大事です。

問い合わせフォーム営業


問い合わせフォーム営業ですが、企業ホームページの問い合わせフォームへ営業メールを送る手法です。
フォーム営業は、メール内容と送る企業数の多さが勝負になります。

問い合わせフォーム営業の流れ

フォーム営業を始める場合ですが以下流れで進めていきます。

(1)PRする商品・サービスを決める
(2)メール文面の作成
(3)対象業種・企業のリストアップ
(4)リストアップした企業へフォーム営業

となります。最近では、企業のリストアップ、フォーム営業を代行してくれる会社が増えていますので、自社に合った配信数・方法ができるか選定を行い代行すると良いと思います。

フォーム営業で気をつけること

フォーム営業ですが、様々な企業にPRすることができる反面、例えばですが、問い合わせフォームに「営業メールお断り」の様な文面のあるフォームへ送信してしまうとクレームになるケースがありますので注意が必要です。

ウェビナー開催


コロナ禍を得て増えた手法がウェビナーになります。Google MeetやZoomなどを活用してウェブセミナーを行う方法です。
ウェビナーで難しいところは、内容を企画することはもちろんですが、そもそもの集客が難しいところです。
自社のみでの開催が難しい場合は、競合しない他社と共催という形でウェビナーを開催しましょう。

ウェビナー開催の流れ

ウェビナー開催を始める場合ですが以下流れで進めていきます。

(1)ウェビナー内容の企画
(2)ウェビナー申し込みページの作成
(3)一社で難しい場合は、共催相手を模索
(4)ウェビナー募集スタート(メルマガ、自社告知、SNS等)
(5)ウェビナー開催

主に上記流れになります。
ウェビナーは、リード獲得に繋がるだけではなく、既存客へ再アプローチも可能です。また参加者への距離感を縮めることができるため商談機会も生みやすい手法です。

まとめ

Webマーケティング大図鑑【集客編】2024年はどれを選ぶ?ということで解説しました。
各サービスによって得て不得手があり、また自社に合ったサービスなのか良く選定を行うことが大事です。
当然のことながらサービスを運用するということは作業工数も取られるということになるので、人材が配置できるか?外部に委託したほうがいいのか?など事前に確認しましょう。