会社用、事業用、リクルート用などのウェブサイト制作や、ECサイトまで、いまやコンテンツ制作は重要な、必須な施策の一つとなっていますよね。
コンテンツ制作の役割は、主に
・内部SEO施策による認知拡大、集客効果
・ターゲットユーザーの絞り込み
・リード獲得の精度向上
に役立ちます。
ただ、最近は「コンテンツ制作」「コンテンツマーケティング」などの言葉が一人歩きしがちで、この言葉に惑わされて、やみくもにコンテンツを増やし、記事を作成し、SEO対策を施し、結果、成果が出ずに迷ってしまう・・・。ということも多いみたいです。
こういったケースは、弊社の方でも良く問い合わせがあります。
では、コンテンツの制作・配信で成果を出しいくにはどうしたらいいのでしょうか?
順に解説していきます。
こちらの項目では、コンテンツ制作に関する「流れ」や「ボリューム感」「成果がでるおおよその期間」を解説していきます。
まずは一連の流れになりますが、
・検索キーワードの調査
・競合調査
・検索キーワードの絞り込み、需要調査
・記事制作の企画、構成
・既存サイトのhtml調査(場合により改変指示)
・記事作成、配信
となります。この流れがコンテンツ制作の土台となるところになります。
成果を出すための一つとして、ボリューム感があります。
・月に何本の記事を制作、配信するか
・記事の文字数を何文字にするか
を検討する必要があります。
競合の状況にもよりますが、弊社感覚としては、
・配信:月3〜5本
・制作:2000〜3000文字程度
で始めることをお勧めします。
前述の制作・配信内容の場合、成果がでるおおよその期間ですが、
・6ヶ月〜
が多いです。前後することはもちろんありますが、
初月に投稿した記事が徐々に検索上位に上がってきて、集客の流れができてくる状態です。
コンテンツ制作ですが、制作して終わりではありませんよね。
そして、配信にはいろいろな役目があります。
・ウェブサイト上での配信
・メルマガ配信
・SNS等での配信
など、媒体によって記事などをリライトしながら配信していくことが重要です。
ここでは、成果を出すために必要の3つの項目について解説していきます。
成果を出すための一つ目の項目が「オリジナリティ」です。
・自社の言葉、文章で書くこと
・実績、実例などを含めること
が大事です。
特に競合他社で類似サービスが多い場合、記事内容が同じ内容になりがちです。これは別にマネをしているのではなく、サービス内容が似ているため、結果コンテンツ内容も類似してしまう。という現象です。
自社サービスが他社に比べて差別化要素がない場合は、実績・実例などを織り交ぜて、他社にはないオリジナリティある記事を作りましょう。
成果を出すための二つ目の項目が「専門性があること」です。
・自社のサービス分野で専門的な解説があること
・上記が他社と類似していないこと
が大事です。
特に自社サービスが、一般的に認知がないサービスの場合ですが、来訪ユーザーが求める内容は専門性のある記事です。
「わからない」「詳しく知りたい」「理解したい」という要望で閲覧していることが多いのです。
また、一般的に認知があるサービスでも、専門性のある記事を書くことにより、他社との差別化になります。
・専門性がない記事 例:
この商品は○○○○です。注文から数日で出荷可能ですのでお問合せください。
・専門性がある記事 例:
この商品は○○○○で、○○の様な機能があり、実際には○○の様な効果が証明されています。
成果を出すための三つ目の項目が「権威性があること」です。
・実績、成果などを数値で解説している
・専門性に裏付ける資格、役職、実績を解説している
が大事です。
権威性は、前述の2つ「オリジナリティ」「専門性」の裏付けや、コンテンツ自体の信頼性に必要な項目です。
また、他社との差別化要素にもなります。
・権威性がない記事 例:
当社が提供しているサービス○○○○は、低価格での実装が可能です。
・権威性がある記事 例:
当社が提供しているサービス○○○○は、100社近くの導入実績があり、○○資格を有したエキスパートが導入支援いたします。
コンテンツ制作を行う際は、この3項目を意識して記事を作成すると、必然的に他社とは違う差別化された記事が作れますので、意識して作ってみましょう。
今回は、コンテンツ制作・配信で成果を出すために必要な「3つの項目」はコレ、ということで解説してきました。
ユーザーが何を求めているのか?何を知りたいのか?を考え、今回の「オリジナリティ」「専門性」「権威性」を意識した記事を作ることが大事です。
この3項目全て網羅する必要はありません。できればベストですが。
最初は「オリジナリティ」を心がけ、次に「専門性」「権威性」と徐々に盛り込んでも良いかと思います。
コンテンツ制作・配信で大事なことは、継続して行うこと。です。
中長期的な運営をおこなって、はじめて成果が見えてくる施策になります。
17年900サイト以上の実績があるウェブマーケティング・制作会社。
集客から見込み客の開拓・既存客との関係構築・維持、土台であるウェブ制作まで、一気通貫できる視野・サービスを提供できることが強み。サービス紹介ページはこちらから