コロナ禍以降、各社はECサイトや企業・事業ホームページなどを見直したり、また、新たに制作を行ってインターネット上での営業活動強化や、売上をあげるための施策強化などを行っています。
背景には、ご存知の通り、今まで通り対面での営業ができなくなった。ということと、対面で営業する必要性が薄れたことがあります。
後者は、時間短縮という面で非常にメリットがありますが、前者は、単純に事業の売上が激減してしまう。という事がありました。
こういったこともあり、インターネットへの参入が増えて、結果、競争が激化しています。
上記は2021年に経済産業省から発表された「国内電子商取引市場規模」の図ですが、これを見ると年々EC市場の規模が増えているのがわかると思います。
また、2022年に総務省が発表した「情報通信分野の現状と課題」では、「世界の広告市場をみると、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を契機としたデジタル化の浸透により、2021年にはデジタル広告が39兆396億円(前年比32.7%増)日本のデジタル広告市場も大幅に成長しており、2021年にはインターネット広告(2兆7,052億円)がマスコミ4媒体9広告(2兆4,538億円)を初めて上回った」
とあります。
つまりは、BtoC・Bにかかわらずインターネット上での競争が激化しているのがわかります。
自社のホームページも「いままで通りのありきたりなコンテンツ」では競争に勝っていくことは難しいでしょう。
上の図は、もちろん例外もあると思いますが、多くの見込み客は、競合他社や比較サイトなどを一通り見て、あなたのホームページに訪れています。
この状況を踏まえて以下質問です。
数々の情報収集をした見込み客が、その後、あなたのホームページに訪れた時、ありきたりな情報で「興味」を引くと思いますか?
見込み客が、あえてあなたのホームページから「問合せ」などのアクションをするメリットって何ですか?
あなたの競合他社は、見込み客からのアクション(問合せ等)を得るためにどういった情報やサービスを提供しているか知ってますか?
こういった事を踏まえて、ホームページを制作していくことが大事です。
それでは、他社とは違う差別化されたホームページを作るにはどうしたらいいのでしょうか?次項より具体的に解説していきます。
ここでは、差別化を図るための3つのポイントを解説していきます。
このポイントが一番重要ですが「自分の言葉で文章を書く」ということです。
ホームページ制作の場合ですが、他社の文章や事例など、インターネット検索をするとすぐに閲覧・マネができるため、他社の文章や言葉を取り入れがちです。
結果、競合他社とあまり違いのないホームページが出来上がってしまいます。こういった事にならないためにも、
・自社の特徴を打ち出す
・特徴、実績は数字にする
・タイトル、文章などは、特徴+数字を含めた文章にする
・代表メッセージは必ず本人の言葉で書く
を行うことが大事です。上記を行う事により必然的に差別化された文章を作ることができます。
同じ様な文章のホームページはGoogleからも評価されませんので注意しましょう。
次のポイントですが、お客様の声、製作者、パートナー、社員でもOKですが、第三者・人物の情報を掲載することです。
例えばですが、
・お客様の声
・インタビュー
・商品開発秘話
・事業開発ストーリー
・社員の営業活動
・パートナーとの連携活動
などがあります。質問形式で情報を集めていくとやりやすいと思いますが、こういった情報は確実にオリジナリティがある情報になりますので、他社にはない差別化されたホームページ制作が可能になります。
ベストは、この情報の中に、自社用の検索キーワードをうまく盛り込んだ文章にすることです。
3つ目のポイントは、会社・社員・第三者の写真を掲載ことです。
前述の内容と類似していますが、自社の商品や、社員・代表者、お客様、パートナーなどの写真を掲載しましょう。
必然的に他社にはない写真になりますので、差別化要素になります。
また、ホームページの集客がうまくいった場合、見込み客が自社のホームページを訪れた時に、写真は大きな効果を生みます。
それは「信頼性」です。
顔写真が全くなく、フリー素材ばかりの商品・顔写真を掲載するよりは格段に印象が違うでしょう。
今回は、ホームページ制作で差別化を図る「3つのポイント」徹底解説ということで紹介してきました。
差別化されたコンテンツを作るためにも、事前に
・見込み客の目線はどうなっているか?を考え
そして、
・自社ホームページのコンテンツを見直していく
ことが大事です。
過去の記事にも書いていますが、事前に、自社に合った検索キーワードをリスト化して、今回のコンテンツに盛り込んでいく事により、より効果の高いホームページが制作できると思います。
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