ホームページ制作で圧倒的なシェアがある「WordPress(ワードプレス)」は、特におすすめのツールです。
ホームページを作る際に「どのツールを使うべきか?」で悩んでいるという方は多いでしょう。
そこで今回は、WordPressがホームページ制作に向いている理由から、メリット・デメリットまでを詳しく解説します。
ホームページを集客につなげるための準備についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
WordPressは、個人ブログから企業の Web サイトまで、幅広い用途で利用されているホームページ制作ツールです。
ここでは、WordPressがホームページ制作に向いている理由を大きく3つに分けて解説します。
WordPressは、世界で圧倒的なシェアを獲得していることがホームページ制作に向いている一つの理由です。
WordPressの公式ホームページによると、世界中にあるWebの43%がWordPressで構築されているというデータもあります。(参考:WordPress公式)
また、プロがデザインしたテンプレートも豊富で、ホームページの構築から商品の販売まで目的に合わせて利用できることも特徴です。
WordPressでは、ホームページ制作に必要なソフトウェアを無料で利用できます。
ソフトウェアは何個でもダウンロードできるため、複数のホームページを作ることも可能です。
WordPressでのホームページの作成には、レンタルサーバーの契約と独自ドメインの取得が必要ですが、それ以外の費用はほとんどかかりません。
WordPressには有料のテーマもありますが、無料のテーマも豊富です。
サイトの目的に合わせて、簡単にインストールできるプラグインもあります。
例えば、お問い合わせフォームの作成からSNSとの連携まで、サイト運営に関わるさまざまな操作をサポートできます。
WordPressで構築されたサイトは、スマートフォン表示でも適切に表示する「レスポンシブデザイン」にも対応しています。
デバイスの画面サイズに合わせてデザインが自動で最適化されるため、見やすいホームページを制作しやすいことが特徴です。
また、総務省から発表された令和3年度の「情報通信白書」によると、個人のスマートフォンによるインターネット利用率は68.3%と発表されています。(参考:総務省|デジタル活用の現状)
このことからも、ホームページをスマホ表示に対応することは不可欠だといえるでしょう。
続いて、WordPressでホームページ制作をするメリットを解説します。
具体的にどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。
WordPressは、デザインテンプレートが豊富にあることがメリットです。
コンセプトに合うデザインテンプレートを選べば、HTMLタグを入力する必要もありません。
すぐにホームページ制作を進めたいという方に向いているでしょう。
WordPressは、投稿の作成と更新が簡単にできることも大きなメリットです。
ブログ形式での投稿が可能なため、文字の入力と画像の貼り付けだけでホームページを更新できます。
基本的には決められたレイアウトに沿った作業になるため、難しい操作は必要ありません。
定期的にホームページを更新したいという方に向いているでしょう。
WordPressには「プラグイン」と呼ばれる拡張機能が豊富で、カスタマイズ性が高いこともメリットです。
一般的に、ホームページにさまざまな機能を追加するにはプログラミングの知識が不可欠ですが、WordPressではプラグインのインストールだけで実現できます。
例えば、「スパムからのコメントを防ぐ」「サイトのバックアップを取る」など、サイト運営初心者に安心のプラグインも豊富な種類から選択して利用可能です。
WordPressは、Googleの検索エンジンでの評価を高め得るための施策の総称である「SEO」との相性が良いといわれています。
WordPressでは、Googlebot(Googleのウェブクローラ)がページを巡回しやすいサイト構造を作れるため、結果的にSEOが強くなりやすいことがメリットです。
また、SEO強化をサポートするプラグインもあるため、SEOの知識がなくてもある程度の改善や施策を実施しやすくなっています。
WordPressは、世界中のユーザーが利用しているため、制作会社に外注する場合もスムーズに打ち合わせを進めやすいこともメリットです。
そのため、ホームページに必要なデザインや機能などを共通の認識で話し合いができます。
ホームページ制作を外注して完成したあとに、イメージしていたものと違うというトラブルを防ぎやすいことも特徴です。
WordPressにはメリットが多いですが、裏を返すとデメリットにもなります。
以下では、前項で紹介したメリットから見たデメリットを解説していきましょう。
WordPressは無料のテンプレートが豊富なため、すぐにデザイン性の高いサイト構築が可能です。
しかし、デザイン性が高く複雑なレイアウトにする場合、HTMLやCSSの知識が必要となります。
プログラミングの知識がない場合、自分でカスタマイズした結果、レイアウトが崩れるなどのリスクがあります。
また、自社でのセキュリティ対策も必要です。
顧客データの管理やハッキング被害を防ぐには高度の知識が必要なため、プロにお願いすることをおすすめします。
WordPressは、記事の投稿から更新までを簡単に行える反面、記事数やファイルが増えてくると管理が困難になることがデメリットです。
例えば、記事内の情報を更新する際には、作業を担当する人材の確保が必要となります。
サイト構築やSEOの知識があれば具体的な指示が可能ですが、やみくもに情報更新を行った場合、ホームページの検索順位や集客効果が薄れてしまう場合もあるため注意が必要です。
WordPressはプラグインを使った拡張性の高さが特徴ですが、サービス提供元のシステムに依存してしまうことがデメリットです。
提供元の事情でサービスが停止したり、アップデートで一部の機能が使えなくなったりなどのリスクも考えられるでしょう。
また、プラグインはサイト運営において便利ですが、追加しすぎるとページの表示速度が遅くなるなどの問題もあります。
WordPressを使ったホームページ制作は、SEO対策に有利だと言われていますが、何もせずに検索上位に表示されるわけではありません。
常に最新のSEO知識に基づいた施策を続けることが重要です。
また、Googleの検索アルゴリズムは定期的に変更されるため、ホームページの更新内容を適切に反映させなければなりません。
WordPressには、公式の問い合わせ窓口や電話サポートがないこともデメリットです。
そのため、ホームページ制作のガイドなどはあるものの、基本的には利用方法や対策を自社で調べる必要があります。
WordPressの管理画面でわからない部分があっても、すぐにお問合せできないことは初心者にとってハードルが高いと言えるでしょう。
WordPressのソフト自体は無料で、誰でもホームページを制作できますが、ホームページ制作にかけた時間や費用を収益につなげるためには、事前の準備も必要です。
ここからは、ホームページ制作前に必要な準備を4つに分けて紹介します。
まずは、ホームページを制作する目的を考えることが重要なポイントです。
販売する商品や業種によっても選ぶべきテンプレートやデザインが異なります。
そのため、事前にホームページの目的を決めておかないと、Web制作会社に依頼する際にイメージ通りの仕上がりにならない場合も考えられるでしょう。
特にデザインは、企業のブランドイメージや方向性にも関係してくるため、認識の違いがないかを確認しておくことが重要です。
サイトのコンセプトが決まったら、ホームページに訪れるターゲット層を決めていきましょう。
年代・性別・職業・家族構成など、ターゲット層が明確になるほど、ホームページのベースカラーやデザインなども明確になります。
具体的にイメージできない場合は、自社に似たコンセプトや商品展開をしているホームページを参考にするのもおすすめです。
続いて、サイトの全体構成を作成していきましょう。
ホームページを制作して、伝えたい情報を記載しても、読者が必要としていなければ意味がありません。
また、必要な情報にたどり着けなかったり、お問い合わせ先がわかりにくかったりするサイトでは不十分といえます。
サイト構造のパターンにはうまくいくものとそうでないものが存在するため、競合他社のホームページを参考にするといいでしょう。
ホームページに使う文章や写真素材などは、あらかじめ準備しておきましょう。
制作を開始してから用意すると、スムーズに進まなくなる可能性もあるからです。
また、文章だけのページよりも写真や動画を入れた方が、サイトの閲覧時間を長くする効果を期待できます。
WordPressは世界中で圧倒的なシェアを誇り、デザイン性の高いテンプレートも多いため、初心者にもおすすめのツールです。
しかし、専門知識がなくホームページ制作で失敗したくないと考える方も少なくないでしょう。
そのような方は、ホームページ制作のプロに依頼することがおすすめです。
以下では、ホームページ制作を検討している方に向けて、Web制作会社を選ぶポイントを解説します。
ホームページの制作期間は、内容やページ数などによって大きく変わります。
また、構成の複雑さや難易度によっても費用が変わるため、納期と予算の兼ね合いを見ながら担当者とのすり合わせが必要です。
また、どのような成果を出したいかなどの具体的な方針が決まっている場合は、自社の意向に対してベストな提案をしてくれるホームページ制作会社を選択すると良いでしょう。
WordPressを使ったホームページは、機能性と自由度が高い分、制作会社の実力によって結果が大きく左右されます。
過去の制作実績などから、どのような結果が期待できるのかを考慮して制作会社を選ぶのがポイントです。
また、ホームページ制作を検討しているクライアントの悩みに対して、具体的な解決方法をアドバイスできる専門性も欠かせません。
制作会社によっても得意なジャンルは異なるため、決めたコンセプトに合う会社に依頼すると良いでしょう。
ホームページ制作を依頼する場合は、どこまでカスタマイズしてくれるかも重要なポイントです。
制作会社によっては、希望するデザインや機能に対応してもらえない可能性もあります。
必要な機能の設定やカスタマイズなど、イメージ通りの仕上がりになるかを事前に確認しておきましょう。
WordPressは、プログラミングの知識がなくても、デザイン性の高いホームページ制作ができるツールです。
初心者でも自力でサイト構築が可能ですが、集客や販売促進を目的にする場合は、ある程度の知識が欠かせません。
そのため、企業がホームページ制作をするには、プロのWeb制作会社に依頼するのがおすすめです。
ホームページ制作だけではなく、サイトの維持から結果のフィードバックまでサポートしてくれる制作会社であれば、信頼して任せられるでしょう。
グルコムでは、ホームページを作成する際に、企画段階から打ち合わせをさせていただき、お客様の目的(制作・集客等)に合わせたホームページを納品させて頂いています。WordPressでのホームページの新規作成・リニューアルでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
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